
こんにちは!のざきち( @nozakichicken )です。
イラレやフォトショでいろんなものを作ってみる企画「Design tips」の第16弾です!

Illustratorで雲って簡単につくれないかな?
実はとても簡単に作れちゃうんです!今回は、Illustratorで基本的なもこもこした雲☁️と、和風の雲(ヱ霞呼ぶらしい)の作り方をご紹介していきます。
もくもくな雲の作り方


このような雲はいくつかの円の集まりです。それでは作ってみましょうー!
① 円をたくさんつくる

楕円形ツールで適当な大きさの正円(ここでは5つ)をつくります。

雲の形になるように、円を重ねていきます。
② パスファインダーで合体させる

全ての円を選択した状態で、
パスファインダー>合体 をクリックして、丸の集合体を1つのパスにしてしまいましょう。
(パスファインダーが見つからない場合は「ウィンドウ」から「パスファインダー」を選択)

これであっという間に雲のできあがりです!
塗りと線を変えると白抜きの雲もできあがります☁️

正円じゃなくてもいいですし、数も増やしていろんな形に挑戦してみましょう♪
和風な雲の作り方


いくつかの作り方があるんですが、今回は後からでも調節しやすい方法をご紹介!
① 長方形をいくつかつくる

長方形ツールで同じ大きさの長方形(ここでは5つ)をつくります。

雲の「繋ぎ目」となる部分の長方形の横幅を短めに調節します。
(わかりやすいように全ての図形を離していますが、最初からくっつけてもOKです!)
② 長方形の角を丸くする

まずは長い方の長方形(雲っぽい部分)を選択し、
ライブコーナーウィジェット( 角の内側に表示される◎の部分)を内側にドラッグして、角を丸くしていきます。(表示されない場合は、「表示」から「コーナーウィジェットを表示」を選択 )
③ 「でこぼこ」を適用する

今度は短い方の長方形(繋ぎ目)の方を選択し、
効果>ワープ>でこぼこ… をクリックします。
オプションパネルが出現

すると「でこぼこ」の「オプションパネル」が出現するので、
スタイルは「垂直方向」、カーブ:-100%に設定します。
あとは好みに調節

適度に動かしてみて、好みの形に調節したら完成です!

和風の雲の形はこれで出来上がりですが、
以下の応用編でキレイなオブジェクトになるよう最終仕上げもしていきたいです!
応用編:アピアランスを分解する
見せかけの形や効果(今回は雲のつなぎめの部分)を本物の形に変えていきます。

作成したオブジェクトをグループ化(Command + G )し、
オブジェクト>アピアランスを分解 をクリックします。

そのまま パスファインダー > 合体 をクリックすると、パスがオブジェクに沿った形に作成されます!

これで線と塗りを入れ替えることも可能になり、オブジェクトの大きさを変えてもそのままの形が保たれます。

印刷会社にチラシやポスターなどを入稿する際には、
アピアランスを分解しないとうまく刷れない場合もあるので注意です!
さいごに
「Design tips」の第16回目は、雲のつくり方をご紹介いたしました。
Illustratorで何かオブジェクトを作るときは、基本的に○△□でできないか一度考えてみましょう。今回のように少し難しそうに見えるイラスト☁️でも、よく見ると基本の図形「円(○)」「三角(△)」「四角(□)」の組み合わせでできていることが多いです。
いきなり細かく作ろうとするより、まずはざっくりと形を分けて考えると、びっくりするくらい作りやすくなりますよ◎

最後までお読みいただきありがとうございました!次回もおたのしみに♪
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