もう手放せない!悩めるデザイン制作にChatGPTが便利すぎた話。

デザインを学ぶ
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うさぎさん
うさぎさん

デザイン制作しているけどアイデアが全然浮かばないし、
本当にこれでいいのかな?って思う時がよくあるんだよね…

のざきち
のざきち

こんにちは!のざきち( @nozakichicken )です。
ひとりでデザインをしていると、いろんな詰まりが出てきますよね…

そんなとき、私が頼りにしているのが ChatGPT。最初はみんな使ってるからちょっと使ってみるか…の気持ちで始めたけど、今では「もう手放せない!」存在になってきました

この記事では、私が実際にChatGPTをデザイン制作に使って「これは便利すぎる…!」と感じた活用シーン5つと、メリット・デメリットもあわせてご紹介します。

この記事はこんな方にオススメ!

  • Webデザインを勉強中または勉強してみたい
  • デザイン作業でアイデアが出ないと悩んだことがある
  • ChatGPTを使ってみたいけど、どう使えばいいかわからない

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はじめに:ChatGPTってどんなツール?

ChatGPTは、OpenAIが開発した「AIチャットツール」です。簡単にいうと、人間のように会話ができるAI。質問をするとすぐに答えてくれたり、文章を作ってくれたり、アイデアを出してくれたりします。

↑この文章もChatGPTに「ChatGPTってどんなツール?」と聞いて返ってきた答えです。

最初は「AIが文章を考えてくれるツール」くらいの軽い気持ちで使ってみたChatGPT。
正直、そこまで期待していなかったんですが、実際に使ってみると、その可能性に驚かされました。

たとえば、デザインのアイデアが出ないときや、SNSに何を書けばいいか迷ったとき。
ChatGPTに相談すると、的確とは言えないまでも、考えるヒントや方向性をどんどん提案してくれる。今ではすっかり、作業の相棒のような存在です。

今回は難しい「プロンプト(AIへの命令文)」の話は置いといて、とりあえずChatGPTと仲良くなるために日々会話していったらデザイン制作にめっちゃ役に立った話をしていこうと思います!

のざきち
のざきち

的確な「プロンプト」の例文が欲しい方には物足りない内容かも知れないです…!

デザイン制作に役立つChatGPTの活用法

ChatGPTと仲良くなって実感したデザイン制作に役立つ活用法は以下の5つ!

  • アイディア出しの壁を突破
  • コピーライティングが秒で終わる
  • 配色やフォントの相談もできる
  • ペルソナ設計でデザインの軸がブレない
  • 画像生成でデザインの参考にも

① アイディア出しの壁を突破

デザインを始める前にまずつまずくのが、「何をどう作ったらいいか分からない」問題。
ChatGPTに相談すると、テーマに合ったデザインの方向性を提案してくれます。

たとえば「カフェの新作メニューを知らせるInstagram投稿用のデザインを作りたい」と聞くと、以下のような回答が返ってきました。

📌【基本構成案】Instagram投稿用デザイン(1枚画像)

  1. ビジュアル(写真)
    主役は新作メニューの「美味しそうな写真」。
    明るく、ナチュラルライティングで、食欲をそそるアングルで。
  2. テキストレイアウト
    上部 or 中央:「New! 新作登場」などのキャッチコピー(大きめの文字)
    写真の下 or サイド:メニュー名、特徴、販売期間(簡潔に)
  3. カラー
    カフェのブランドカラーを基調に、メニューに合った色合いを強調。
    例:抹茶スイーツ → 緑+ベージュ、フルーツ系 → パステル系
  4. フォント
    メイン見出し:目立つ手書き風 or 太めのサンセリフ
    サブ説明:読みやすいシンプルなフォント
  5. ロゴ & ハッシュタグ
    カフェのロゴは目立ちすぎない場所に配置(右下など)
    例:#新作メニュー #カフェ名 #スイーツ好きと繋がりたい

🎨 デザイン案(イメージ)
キャッチコピー例:
「ふわっと、とろける初夏のご褒美。」
メニュー名例:
「季節限定・マンゴーラッシーパフェ」
サブテキスト例:
「濃厚マンゴーと自家製ラッシーのハーモニー。6月限定!」

ChatGPTより引用
うさぎさん
うさぎさん

キャッチコピーやメニューの情報がなく、
作りたいと言っただけでもこんなに回答してくれるんだ!

もちろんクライアント先から商品名やイメージカラーが支給されていれば、それらを入力するだけでもデザイン案を提案してくれます。詳しく説明すればするほど明白に回答してくれます。最初から「これが正解!」という答えではないけれど、考え始めるための叩き台をくれるのがとても助かります。

のざきち
のざきち

わたしはCanvaやAdobe Expressのテンプレート制作をしているのですが、
デザインアイデアが全く出てこない時によくアイデア出しをしてもらっています。

② コピーライティングが秒で終わる

チラシやSNS投稿で地味に時間がかかるのが、キャッチコピーやテキストを考えること。
特に細かいキャッチコピーはクライアントから支給されていないことの方が多いです。何時間も悩んで、結局「ありきたりな文章になっちゃった…」なんてことも。思いつかなかったらChatGPTに相談しましょう。

たとえば「カフェの新作メニューを知らせるキャッチコピーを考えてほしい」と入力すると、

☕️ 汎用的な新作メニュー向けキャッチコピー

  1. 「この春、一口で恋に落ちる。」
  2. 「季節限定のしあわせ、できました。」
  3. 「はじめての味に、ときめいて。」
  4. 「とろける新作、できたてでお届けします。」
  5. 「カフェ時間に、あたらしい魔法を。」
  6. 「あの味に、会いたくて。」
  7. 「今だけの“特別”を、ひと口どうぞ。」
ChatGPTより引用
うさぎさん
うさぎさん

いっぱい提案してくれるのはうれしいんだけど、
なんか回答がぼんやりしているね?

たしかに汎用的な新作メニューが返ってましたね。
新作メニューがどんなものかわからないとキャッチコピーも曖昧になってしまうので、この場合はもう少し詳しく説明してあげましょう。たとえば「北海道生乳を使った新作抹茶ラテのキャッチコピーを20文字以内で考えてほしい」とお願いするとより詳しい提案が返ってきます。

北海道生乳×抹茶ラテ:おすすめキャッチコピー (クリックで開きます)

🧑‍🎓 上質・和風・素材を活かす路線

  1. 「抹茶の深み、ミルクのまろみ。贅沢、北海道仕立て。」
  2. 「一杯に、北の恵みと和の香りを。」
  3. 「北海道のミルクと、抹茶の静けさ。」
  4. 「自然のまろやかさ、抹茶とともに。」

🍵 ほんのり甘さ・癒し・カフェ女子向け

  1. 「ほっと、ひとくち。ご褒美抹茶タイム。」
  2. 「抹茶好きも唸る、ミルキー濃厚ラテ。」
  3. 「まろやか濃厚。生乳でととのう抹茶ラテ。」
  4. 「今日は、濃くてやさしい抹茶ラテにしよう。」

のざきち
のざきち

まずはAIとの言葉のキャッチボールを楽しみたいので、
いろんな変化球で試してみてほしいです!(というけど無料版は制限がある…)

③ 配色やフォントの相談もできる

ひとりでデザイン作業していると「この色とこの色って本当に合ってる?」「このフォント、ちょっと違和感あるけど理由がわからない…」と悩みがち。そんな時もChatGPTに相談するのが便利です。理由付きで具体的な組み合わせ案を答えてくれます。

たとえば「抹茶ラテに合う配色を考えてほしい」と入力するだけでも、

抹茶×ミルク感を引き立てる王道ナチュラル系

  • 抹茶グリーン(深緑〜若草色)
  • ミルクホワイト(生成り・アイボリー)
  • ウッドブラウン(木目・ナッツ系の茶色)

🟢🟤🤍 → 自然、和、癒し、落ち着き

メインカラー:抹茶グリーン ( #6A8D73 )
サブカラー1:アイボリー ( #F5F2E7 )
サブカラー2:ウッドブラウン (#A27C52)

ChatGPTより引用(3パターンされた提案中、1パターンのみ掲載しています)
うさぎさん
うさぎさん

「0」から考えてくれるのはありがたいね!

あらかじめ決めているメインカラーに合わせた配色を考えてもらうのもいいですし、イメージから絞っていくのもありです。文字だけだとカラーコードが提案されるだけなので「カラーコードを画像で生成して」を含めるとさらにわかりやすくなります。

生成された画像カラーコードはこちら(クリックで開きます)
のざきち
のざきち

自分の感覚と照らし合わせながら、
「なるほど、こういう考え方もあるのか」と学べるのも大きなメリットですね。

④ ペルソナ設計でデザインの軸がブレない

広告デザインを作成していく上ではペルソナ設定はとても大事。設定することで配色・フォント・言葉選びすべてが統一感を持ちやすくなり、デザインにも説得力が増します。

「このデザイン、誰に向けて作ってるんだっけ?」と迷った時は、ペルソナ設計があいまいなまま進めてしまっていることも。そんな時もChatGPTに「抹茶ラテが好きな30代女性のペルソナを考えて」と依頼すると、

🎯 ペルソナ設定例:抹茶ラテが好きな30代女性

基本プロフィール

  • 名前:美咲(みさき)
  • 年齢:34歳
  • 職業:都内の広告代理店で広報を担当(在宅勤務も多い)
  • 居住地:東京都中目黒の1LDKマンション
  • 未婚/独身(将来的な結婚は希望

ライフスタイル・価値観

  • 食や健康に関心があり、オーガニックや国産素材を選ぶことが多い
  • コーヒーよりもカフェインが控えめな抹茶ラテがお気に入り
  • インスタグラムやPinterestで「おしゃれなもの」「癒される風景」を収集
  • 週末は近所のカフェで本を読んだり、仕事のアイデアを練ったりするのが習慣
  • 仕事はしっかりこなしつつ、「自分を整える」ことも大事にしている
  • 忙しい中でも、ちょっと贅沢なごほうびドリンクを楽しみにしている

好きなもの・関心

  • 無印良品、北欧デザイン、ナチュラルコスメ
  • 和モダンやシンプルで上質なものが好き
  • 季節限定や「今だけ」に弱い
  • スマートフォンは常に最新機種、カメラ性能を重視
  • カフェ投稿は「美味しそうさ+空間の心地よさ」で写真を選ぶ

マーケティング活用ポイント

  • キャッチコピー例:「今日は、自分にごほうび抹茶。」
  • 投稿トーン:落ち着いた語りかけ調、癒し・整い・美しさを訴求
  • 強調要素:北海道産生乳、国産抹茶、限定感、カフェ時間の質
ChatGPTより引用
うさぎさん
うさぎさん

すごい、細かいシナリオが完成されてる!

ペルソナ設定は自分の知識以上のものは出てこないですし、ここまでのものを自分で考えるとしても多くの時間と労力が必要になってきます。でもChatGPTに頼めば数秒で出てくる時代なので、積極的に活用していきたいです。

のざきち
のざきち

いま例に上がっているシナリオは誰でも当てはまりそうな設定ですが、
ペルソナの条件を細かく設定していくとさらに完成度高いものができあがります!

⑤ 画像生成でデザインの参考にも

「こんな雰囲気のイラストがほしい」「ラフでいいからイメージ画像がほしい」そんな時に、ChatGPTにイラストやデザインイメージをテキストで伝えるだけで画像生成までしてくれます。

では今までの例を踏まえた上で、画像生成してもらいましょう!
プロンプト(命令文)にはこんなことを入れてみました:

カフェの新作抹茶ラテのInstagram投稿用デザインを画像生成してください

ターゲット: 抹茶ラテ好きな30代女性
デザイントーン: ナチュラル・癒し
カラー: 抹茶グリーン (#6A8D73)、アイボリー (#F5F2E7)、ウッドブラウン (#A27C52)
テキスト入り: 「抹茶の深み、ミルクのまろみ。」
ビジュアル: 落ち着いたカフェ空間と美しい抹茶ラテ

そこで出来上がったデザインがこちら:

サイズが1080×1080になるようにもう一回作ってもらった
ChatGPTより引用
うさぎさん
うさぎさん

抹茶ラテはきれいに生成されている!…でも日本語が苦手なんだね;

もっと細かいプロンプトの設定が必要そうですね。ChatGPTでの画像生成はちょっと時間がかかるし完璧なクオリティとは言えないこともあるけれど、ラフ案として活用したり、構図の参考にしたりするには十分。アイデア段階でのアウトプットが広がります。

のざきち
のざきち

さらにしっかり画像生成してほしい場合は、
Adobe Fireflyなど他の画像生成ツールを試してみるのもあり◎

ChatGPTを使うメリット・デメリット

生成AIに関してわたしもまだまだ勉強の身でしたが、
いろいろ使ってみた結果感じたメリットとデメリットは以下の通り。

メリット

  • 0から1を生み出すサポートが得意
  • スピード感があるから時間短縮になる
  • 客観的な視点が得られる
  • 誰にも聞けない初歩的なことも安心して聞ける

0から1を生み出すサポートが得意

「真っ白な状態から考えるのが一番しんどい…」というのは、デザイナーあるある。ChatGPTは、ざっくりとしたキーワードや要望からたたき台を出してくれるので、最初の一歩がぐんとラクになります。

スピード感があるから時間短縮になる

自分の知識量にも限界があるし、「検索」だと何ページも読み比べる必要があるけれど、ChatGPTなら質問→回答が1ステップ。気になることがあればすぐに聞けて、その場でアイデアを形にしてくれるのが本当に便利です。

客観的な視点が得られる

ひとりで作業していると「この方向で合ってるかな…?」と不安になることも。ChatGPTに意見をもらうことで、他人の目に近いアドバイスが得られます。

のざきち
のざきち

無料版だと回数制限があるので気軽に聞くのがもったいないと思うことも。
月3000円程度で課金するか悩んでます…

デメリット

  • 提案はあくまで補助で、最終判断は自分
  • 間違った情報を提示することがある
  • 指示が曖昧だと、思った通りの回答が得られにくい

提案はあくまで補助で、最終判断は自分

ChatGPTは情報を整理してくれたり、方向性を提案してくれるツールですが、デザインの最終判断はやっぱり自分次第です。SNS投稿やキャッチコピーなど感性が重要な場面では、最後に自分らしい表現に調整する必要があります。

間違った情報を提示することがある

必ずしも正確な情報を出すとは限らないため、参考資料や数字などは必ず確認が必要。当たり前にフォント名やブランド名を間違えていたり、架空のサービス名が出てくることもあるので注意です。

指示が曖昧だと、思った通りの回答が得られにくい

「なんとなくこういうのが欲しい」といった曖昧な聞き方だと、イメージと違う答えになることも。上手に活用するには、自分の中の目的やイメージを言語化するスキルも求められます。

のざきち
のざきち

これが本当に難しくて、
だからこそデザインの言語化って大切なんだなと改めて実感しました。

まとめ:ChatGPTは完璧じゃないけど、もう手放せない。

今回は、デザイン制作に役立つChatGPTの活用法をご紹介していきました!

「デザインの勉強って何から始めればいいか分からない…」「ひとりで作業していると、判断ができなくなる…」そんな時にChatGPTは完璧じゃないけれど、悩む時間を大幅に減らしてくれる作業に欠かせないパートナーです。

制作の過程に「ChatGPTに聞いてみようかな」という選択肢があるだけで、心がちょっとラクになる。そんな存在として、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。

のざきち
のざきち

今は悩んだらとりあえずChatGPTに聞いています(解釈違うこともよくあるけど)
もしまだ使っていない方がいたら、ぜひ一度試してみてください♪

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