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最近Adobe Expressでデザインしてる人をよく見かけるけど、
どんなことができるの?

こんにちは!のざきち( @nozakichicken )です。
Adobe Expressは、ノンデザイナーの方でも使いやすいオンライン上のデザインツールです。
Adobe Expressは、PhotoshopやIllustratorのようなプロのデザイナー向けのツールとは違い、初心者でも簡単に画像編集やデザインができるツールですが、実際にどんなことができるのでしょうか。
日ごろからデザイン制作をしているWebデザイナーが、Adobe Expressの特徴からメリットやデメリットまで一気に検証してみました!
- Adobe Expressやデザインに興味がある方
- Adobe Expressでできることを知りたい
- Adobe Expressでできないことも知りたい
Adobe Express(アドビ エクスプレス)とは

Adobe Expressは、Adobe社が提供するオンラインで使える無料のデザインツールです。
インターネットが使える環境であれば、パソコンからでもスマホからでもかんたんにアクセス可能です。
デザインが苦手な方でも使いやすいように、プロがデザインした豊富なテンプレートで、内容をカスタマイズするだけですぐにデザイン制作ができます。無料版でも写真やイラストなどの素材を提供するAdobe Stockや、フォントを提供するAdobe Fontsが利用可能です。
デザインツールといえばやっぱりAdobeを使いたい!AdobeCC(有料プラン)に入っている!という方であればオススメです。
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Adobe Expressでできること
Adobe Expressでできることを下記5つの項目に分けて、まとめてみました!
① SNS投稿や印刷物などのデザイン全般から動画まで

SNS投稿やWebサイトで使う画像制作はもちろん、カードやポスターなどの紙で印刷するデザインも作れます。
さらにはOfficeのPowerPointで作るようなプレゼンテーションや履歴書のような文書作成の資料までも!デザインテンプレートが豊富でおしゃれだから、資料作成の手間も大幅に削減できちゃいます。
動画のテンプレートも豊富に用意されており、テキストの追加やアニメーション効果の挿入なども簡単にできます。特にSNS向けの短尺動画コンテンツを作成する際に便利です。
② Adobe StockやAdobe Fontsも利用できる

Adobe Stockと素材連携している
Adobe Stockとは、Adobe社が提供している素材ストックサービスです。
写真、動画、オーディオ、3Dなど、世界中から集められた素材が約3億点提供されており、無料素材だけでも100万点存在します(2022年11月現在)。
Adobe Fontsが利用できる
Adobe FontsではAdobe社に加えて、世界中のフォントメーカーやパートナーが提供する2万以上のフォントが提供されています。日本を代表するフォントメーカーが提供している500点以上の日本語フォントも含まれており、高品質なデザイン制作にぴったりのアプリです。
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③ クイックアクションが使える

「クイックアクション」は、ドラッグ&ドロップするだけで簡単に画像や動画を編集したり、デザインを変更したりするための便利なショートカット機能です。
画像のリサイズやpng→jpgへ拡張子の変更など、ちょっとしたことでPhotoshopを開くのがめどくさい時にAdobe Expressならサクッとできちゃうのでとても便利です。

わたしがAdobe Express内で一番使っている機能です!
④ 複数のメンバーで共同作業ができる

チームでの作業が必要な場合、IllustratorやPhotoshopは有料ソフトなので共有が難しい場合が多いですよね。Adobe Expressは無料で使えるので、お互いがアカウントを持っていれば複数のメンバーでデザインを共有したり、編集やコメントを行うことができます。
制作途中の段階でもクライアント先にそのまま見てもらうことができるのはとても便利です。
⑤ 商用利用ができる
結論から言うと、Adobe Expressのテンプレートや素材を使用して作成したチラシやバナー、ロゴなどは、基本的に商用利用可能で、販売をすることができます。さらに、Adobe Stockの写真や動画、音楽素材は全てロイヤリティフリーなので、ノンクレジットで商用使用することが可能です。
引用元:Adobe Expressは商用利用OK?注意点や禁止事項をご紹介
Adobe Expressのテンプレートや素材を使用して作成したデザインは、基本的に商用利用可能でクレジット表記も必要ありません。
ただし、Adobe Expressのテンプレートに組み込まれた、あるいはアプリで提供されている写真、シェイプ、パターン等の素材を加工なしでそのままダウンロードしたり、配布をすることは禁止されています。
Adobe Expressで許可されていない商用利用の例は以下の通り。
引用元:Adobe Expressは商用利用OK?注意点や禁止事項をご紹介
- Adobe Expressで提供されている素材を加工することなく単独でダウンロードし、共有および販売すること
- Adobe Express以外のアプリで、素材にデザイン加工を加えず、単独のファイルとして使用すること
- Adobe Expressの有料メンバーシップ(プレミアムプラン)終了後に、新しいAdobe Expressのプロジェクトで有料素材を使用すること

もっと気になった方は引用元の利用規約をしっかり読みましょう!
Wedデザイナー視点から見たAdobe Express
便利なところ
デザイナー視点で便利だと感じたところは以下の3つ。
ちょっとしたデザインやクイックアクションが使える

IllustratorやPhotoshopを使うまでもないようなSNS投稿用のデザインやプレゼン資料まで。
豊富にテンプレートがあるので、ちょっとした文字入れデザインがすぐにできるのは便利ですし、先ほど紹介した「クイックアクション」を使えば時短にもなるので、作業効率も大幅にアップします。
Adobe製品との連携ができる
Adobe StockやAdobe Fontsが使えるだけでなく、Adobeユーザーなら使っているであろうCCライブラリや、Lightroomとも連携できます。
PhotoshopやIllustratorで作成したロゴやカラーパレットなどを呼び出したり、Lightroomで編集した写真をAdobe Expressに簡単にインポートできたりもします。

他のAdobe製品と組み合わせて使うことで、さらに強力なツールになりますね!
文字周りの装飾やカーニングができる

文字の下に色を引く「座布団」機能がとても便利です。
いろんな形でテキストに従順してくれるので、何種類かのあしらいを1から作成しながら試すようなことをしなくていいのが、デザイナーにとっては時短になることでしょう。
気になるところ
デザイナー視点で気になったところは以下の3つ。
クリッピングマスク機能がない

細かいことにはなりますが、IllustratorやPhotoshopでは頻繁に使うマスクの機能がありません。
代わりにシェイプで切り抜きはできますが種類は多くはないので、複雑な形で切り抜きたい場合は、IllustratorやPhotoshopの方が楽ですね。
イラスト素材がまとまって出てくることがある

Adobe Stockの素材が使えるのはすごく便利なのに、上記画像のようなイラスト素材がまとまって出てきてしまうのが難点です。トリミングしたり消したりしてなんとか誤魔化せることはできるのですが、、、、

このような素材は、色変更もできないのが現時点ではちょっともどかしいですね…
(無理やり色を変更することはできるけれども)
縦書きがない

なんと、「縦書き」という概念が今のところないんです。
カーニングも装飾もたくさんあるのに、縦書きがサポートされていないのはなぜなのか。現状、改行や行間を工夫しながら縦書きにしています。

縦書き使うのが日本だけだからアップデートはされないのかな…
まとめ
今回はWebデザイナーの目線から見て、
Adobe Expressの特徴からメリットやデメリットまで一気に検証してみました!
簡単に言えばPhotoshopやIllustratorをかいつまんでいいところどりをしているデザインツールではあるので、自分でちょっとデザイン作ってみたいな…という方にはめちゃくちゃおすすめです。
もしくは、デザイナーかつAdobeCCを契約しているのであれば使わない方がもったいないかもしれません。
まだ使ったことがない方はぜひ一度使ってみて、これはAdobe Expressだけで作成してもいいな、これはIllustratorがないと無理かも、というように使い分けてもいいなと思いました!

無料で使えるので、まずはとりあえず手を動かしてみるのもいいですね♪
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